自民党サーフィン議連(会長・小泉進次郎防衛相)は2日、国会内で総会を開催し、日本サーフィン連盟からの要望を聞き取った上で、国際大会誘致などの活動や、「波乗りジャパン」の支援に継続して当たる方針をあらためて確認した。
会長を務める小泉氏は2023年9月、東京電力福島第1原発事故の処理水海洋放出を受けた風評被害打破のため、国内有数のサーフスポットとして知られる福島県南相馬市の北泉海岸や坂下海岸を訪れ、自らサーフィンをしたり復興支援イベントを視察するなど、福島の海のサーフィン振興に力を注いできた経緯がある。
この日も、当時のことを振り返り「スタート時から、関係省庁や地元のみなさんがいっしょになって取り組んでいることを、後押ししようという思いを持ちながらやっている。世界大会を福島でという思いを持ちながら進めていきたい」と述べ、「海が地元にある方もそうではない方も、大歓迎。これからもサーフィン議連を盛り上げていけたら」と、出席者にも呼び掛けた。
また、日本サーフィン連盟が日本スポーツ協会に正式加盟できていないとして、「現状を打破すべく、しっかりとサーフィンを応援していくため、議連で後押しできることがないか、みなさんとともに具体的な活動をしていきたい」とも述べた。
総会では、街づくりにサーフィンを取り入れた「サーフタウン」構想を進める愛知県田原市の取り組みが報告されたほか、日本サーフィン連盟から、選手が世界と戦うための強化策の一環として、さらなるスポンサーの獲得の必要性についての要望や、サーフィンが競技だけではなく環境保全活動や地方創生など社会課題にも貢献できる要素があるとの説明も行われた。
出席者からは、サーフィンとグルメを絡めたり、国が進める「二地域居住」にサーフィンを組み合わせるなど、さまざまな形での地域振興案も提案された。約1500人が出場して今年10月に北泉海岸で行われる全日本選手権大会は60回の記念大会となることから、議連メンバーで現地に応援に向かうことも確認された。

