横浜市の山中竹春市長が、部下の幹部職員から不適切発言を告発された問題で、市は30日、山中氏の複数のパワハラを認定した第三者調査の報告書を公表した。

報告書では、市の前人事部長が告発した山中市長の不適切行為のうち、パワハラ認定したものを以下のように列記した。

・「怒鳴る」「書類を投げ付ける」(令和5年6月16日、市長室)

・「怒鳴る」「机を叩く」「睨みつけ」「意図的な無視」(日常的に)

・部下に指で銃口を作って向ける「銃撃ポーズ」

・職員に対し「(TICADを)誘致できなければ切腹」と発言

・部下に対し「ポンコツ」「ダチョウ」「人間のクズ」「おばさん」「スペックが低い」など人格否定や侮辱行為

・「深夜・休日を問わない常態的な業務連絡」

・「市長室への出入り禁止」

・「人事権を背景とした職員支配」(特定の部署への異動を例にあげ「粛清感強いでしょ」と発言。人事で「飛ばす」と発言)

報告書ではその上で「職員を心理的に圧迫して支配する人事権の不当な行使」だと指摘。「看過できない重大なパワハラ」と断じた。第三者調査は外部の弁護士3人によって行われた。

山中氏は早大卒。横浜市立大学の医学部教授などを務め、2021年の市長選で初当選した。現在2期目。