「野球は常に楽しく」をモットーとする浦和シニア(北関東支部・西部ブロック)品田聡一監督の練習は、全体の3分の1に遊びの要素を取り入れる。グラウンドには笑い声が絶えない独特の雰囲気。全体を統括する主将は本田凌太(捕手)だが、練習メニューや用具の管理、清掃などは委員会制度を設けてそこが決める。つまり、根性野球とは真逆の指導方針だ。「ボール遊びなどを通して知らぬ間に体は動いている。自分たちが作ったメニューだから、守るために頑張るんです」と同監督。
監督に就任して33年目。2010年春の選抜では悲願の全国制覇を果たし、19年には夏の選手権も制覇した。実績が伴っているから入団希望者も後を絶たない。
「スタメンはくじ引きで決めることもあります。誰でもいいのではなく、誰がスタメンでも勝てるチームにということ。選手には『どこを切っても同じ金太郎あめになれ』と言ってるんですよ」(同監督)。
エース格の中林永遠を始め、今季は14人が投手に挑戦中。そのうち9人が120キロ台を出す。「1年の今井大地はなんと129キロ。注目してください」(同)。

