今月末で定年、引退となる東西5人の調教師が最後の週末を迎える。

アドマイヤベガやサイレンススズカなど数々の名馬を育てた橋田師は、平常心でラストウイークに挑む。中山記念に登録のスカーフェイスは回避となったが、土日10頭を送り出す。日曜小倉11Rスズカマクフィは「今回は芝を試してみる。どこまで対応してくれるかですね」と一変に期待を込める。最終週に向け「特に普段と変わらない感じですね。結構いろいろと忙しくもしているので、実感は終わってからかもしれません。それでも最後ですからね。どの馬もスムーズな競馬をして、いい成績を残せればと思いますよ」と話した。

〇…武豊騎手が引退調教師に向け、惜別コメントを送った。南井師とは騎手時代にオグリキャップとスーパークリークで熱戦を繰り広げたライバルでもあった。「優しいし面白いし、変わらないね。定年といわれてもピンとこない。元気だし見た目も若い」と話した。アドマイヤベガなどでG1を制した橋田師には「静かだけど、変に騎手にプレッシャーをかけたりしなかった。騎手の意見も割と尊重してくれた」と話した。

◆橋田師&武豊騎手のJRA・G1制覇 99年ダービー(アドマイヤベガ)、03・04年エリザベス女王杯(アドマイヤグルーヴ)、05年高松宮記念(アドマイヤマックス)、07年高松宮記念(スズカフェニックス)