昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4、尾関)は5着に敗れた。道中は好位の外めを追走。約900メートルの最後の直線に備えて脚をためた。意外な逃げの手に出たシティオブトロイ(牡3、A・オブライエン)を見ながら直線入り口で3番手まで浮上。手応えは十分に見えたが、休み明けの分か、それとも初めて背負った61キロが響いたのか、追われてからの加速はひと息。上位勢からじわじわと引き離されて5着でゴールした。
今回が初の海外遠征。日本の酷暑、ヨーロッパの中では比較的日本馬向きのコース形態、今後のローテ、などを総合的に勘案して臨んだ一戦だった。長距離輸送でも体を減らすことなく、慣れない地で1頭だけでの調整という難しい環境も乗り越えたが、結果に結び付けることはできなかった。尾関師は「前に行くイメージで打ち合わせしていたが、強い馬(シティオブトロイ)が押し切ってレコード勝ち。レースを支配されてしまいました。その中でも直線で食らいついて勝ちにいく形を見せてくれました。今回は壁にはね返された感じですが、まだまだやれる部分があると思わせてくれる走りでした」と前を向いた。
逃げ切ったシティオブトロイは英ダービー、エクリプスSに続く3連勝で、4つ目のG1タイトルを手にした。2着カランダガン、3着ゴーストライターで3着までを3歳馬が独占した。
インターナショナルSは第1回の72年以降で今回の13頭立ては過去最多の出走頭数。日本調教馬の参戦は05年ゼンノロブロイ首差2着、19年シュヴァルグラン8着に続き3頭目だった。

