スプリンターズSを制したママコチャ(手前)と川田将雅騎手(撮影・鈴木正人)=2023年10月1日、中山競馬場
スプリンターズSを制したママコチャ(手前)と川田将雅騎手(撮影・鈴木正人)=2023年10月1日、中山競馬場

■スプリンターズSの見どころ

秋のG1シリーズ開幕戦・スプリンターズS(芝1200メートル)が29日の中山で行われる。


重賞連勝中のサトノレーヴ(牡5、堀)がG1初制覇を目指す。これまで崩れたのは長期ブランク明けの阪急杯(4着)だけで、芝1200メートルでは【6・1・0・0】。5歳秋でキャリア9戦とまだ底を見せておらず、勢いに乗ってビッグタイトルを手にする。


昨年の覇者ママコチャ(牝5、池江)が連覇を狙う。前走のセントウルSは休み明けでプラス10キロ。大外18番に入り、道中は折り合いを欠きながらも2着と地力を示した。たたき2戦目で勝ち負けを期待していい。


昨年の2着馬マッドクール(牡5、池添)は、今年の高松宮記念でG1初制覇を果たした。今回は香港のチェアマンズスプリントプライズ(11着)以来5カ月ぶりの実戦となるが、ポン駆けが利くタイプ。いきなり力を発揮するだろう。


ナムラクレア(牝5、長谷川)も実力差はない。重賞4勝の実績があり、G1でも2着2回、3着2回がある。前走キーンランドCは直線ですんなり走れず5着に敗れたが、スムーズなら悲願の勝利も十分だ。


セントウルSを快勝したトウシンマカオ(牡5、高柳瑞)もチャンス十分。G1での好走歴はないが、この馬も重賞4勝の実績馬だ。左回りの前哨戦から、右回りに替わるのもプラスになる。


ウインマーベル(牡5、深山)は一昨年の2着馬。近走は芝1400メートルで結果を出しており、阪神C、阪急杯、京王杯SCを勝利。展開と立ち回り次第で楽しみはある。


他にも、高松宮記念で3着に入った香港馬ビクターザウィナー(セン6、C・シャム)や、復活ムードのモズメイメイ(牝4、音無)、ウイングレイテスト(牡7、畠山)などスプリント界の実力馬がそろう。