レジェンド武豊騎手(55)が念願の米G1初制覇に挑む。今週11月2日(日本時間3日未明)のBCディスタフ(G1、ダート1800メートル)に7戦全勝のオーサムリザルト(牝4、池江)でチャレンジ。先週27日の天皇賞・秋(ドウデュース)でJRA・G1・82勝目を挙げたばかりの名手が、幼なじみの池江泰寿調教師(55)とともに、かつて修業したカリフォルニアで海外G1・10勝目を狙う。

インタビューの一問一答は以下の通り。

-自身にとってBCは19年以来5年ぶりの参戦となる

毎年行きたいと思う。2日間でG1(計14戦)が立て続けに行われて華やか。国際色もあるし、アメリカらしいスポーツイベント。ヨーロッパのジョッキーや馬も来るし、雰囲気が面白い。

-今年は日本馬が19頭も参戦する

そんな時代になったのかと思う。西海岸だから(日本馬も)行きやすいよね。

-幼なじみの池江師とは12年にトレイルブレイザーでBCターフ(4着)に挑んだ

同級生だし、俺も西海岸で(00年に長期滞在で)乗っていて、彼も西海岸で(96年にN・ドライスデール厩舎で)勉強していた。(現地に)知り合いもたくさんいる。それが、こうやって互いにコンビを組んでトライできる。トレイルブレイザーも惜しかったけどね。

-オーサムリザルトは7戦7勝で底を見せていない

まだ負けてないし、1走ずつ強さを増している感じがする。どこまで強くなるのか…。

-前走は門別(右回り)のブリーダーズゴールドCを5馬身差で圧勝した

右回りは上手ではない。左回りは上手。今回も小回り(デルマーのダートは1周1600メートル)だから右回りだと嫌だったけど、左回りは上手に回っていくので。ゆっくり走っている感覚でも速い。跳びが大きい。ゴールドアリュールもそうだったね。

-地元勢はG14勝のケンタッキーオークス馬ソーピードアンナなど強敵がそろう

牝馬限定戦だけど強いね。でも、こちらもアメリカ産で、お父さん(ジャスティファイ)は3冠馬だからね。

【取材・構成=太田尚樹】