どの馬の馬名にも込められた意味があったり、由来があったりします。代々牝系に共通するアルファベットを生かした馬名だったり、父や母の名前から連想した馬名だったり…、アイルランドのクールモアはストレートに地名、国名、景勝地の名前、そして、偉人の名前を付けることが多いことで知られています。

昨年、奥野庸介氏が「著名な画家に詩人、作曲家… クールモアがつける馬名にはあんな人の名前も」というタイトルのコラムで紹介していましたが、今年のエイダン・オブライエン厩舎の3歳世代は“芸術(芸術家の馬名)”が爆発してます。

仏2000ギニーをアンリマティスが制し、仏ダービーをカミーユピサロが勝って、今週末の英ダービーはドラクロワが1番人気。芸術家の馬名の馬が活躍するのは今年に限らず、一昨年の英ダービーはディープインパクト産駒オーギュストロダンが勝っていて、「すげーーー」と思った日本のファンの方も多かったと思います。

どこか聞き覚えのある偉人の名前。馬名を聞いたときに「はて…、どこかで聞いた名前だけど、どこで何をした人だっけ?」「代表作は何だっけ?」となってしまいますが、そこでサッと、「ああ、この人はこれこれこういう人だよ」「代表作はこれかな」なんて言えたら、「カッコいいのになあ」と思います。そんな競馬ファン、競馬記者に私はなりたい…。

クールモアの過去の偉人馬名で「この人誰?」的なクイズをやったら、面白いでしょうね。今年のオブライエン厩舎の2歳世代にはアルバートアインシュタインがいます。【競馬デスク@築地】