クールモアは公式ホームページで8日、オーストラリアで種牡馬として活躍したファストネットロックの死を発表した。24歳。先週末に負傷し、安楽死の処置が取られたとしている。
クールモア・オーストラリアのトム・マグナー氏は「クールモアで働き、ファストネットの生涯にかかわってきたすべての人にとって、今日は本当に悲しい日です。24年間、ファストネットの世話をシテくださったすべてのスタッフに心からお悔やみ申し上げます。残念ながら週末にケガを負い、急速に悪化してしまいました。私たちは彼につらい思いをさせたくありませんでした。ファストネットロックがいなければ、クールモア・オーストラリアは今日のような姿にはなっていません。私たちは彼に本当に感謝しています」とコメントしている。
ファストネットロックは父デインヒル、母ピカデリーサーカスという血統のオーストラリア産馬で、現役時は05年ライトニングSなどG1・2勝を挙げた。産駒は南半球、北半球を問わず、世界中で活躍。代表産駒には昨年のコックスプレートを圧勝したヴィアシスティーナ、G1・4勝のアトランティックジュエル、VRCオークスなどG1・4勝を挙げ、日本で繁殖牝馬として活躍するモシーン、15年の英チャンピオンSを制したファッシネイティングロック、フランスでG1フォレ賞3連覇のワンマスターなどがいる。日本に輸入された産駒はメラグラーナが17年オーシャンS、フィアーノロマーノが20年京阪杯を制している。

