菊花賞トライアル、神戸新聞杯(G2、芝2400メートル、21日、3着まで優先出走権)の木曜追いが18日、栗東トレセンで行われた。ダービーで力を出し切れず8着に敗れたジョバンニ(牡、杉山晴)は坂路で復活をアピールした。

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1週前にCウッドで速い時計(6ハロン79秒3-11秒4)を出しており、この日は坂路で息を整える程度の調整を行った。タイムは4ハロン56秒1-12秒2。それでも、ラストはスッと伸びており、コンディションの良さをアピールするには十分な動きだった。

杉山晴師は「先週、ジョッキーが乗ってしっかりやっているので気が入り過ぎないようにやりました。順調ですよ。休ませたことで気持ちの面で余裕があるのはすごくいいですね」と笑顔を見せた。

ダービーは8着。その前の皐月賞(4着)まで5着以下のなかった堅実派が初めて崩れた。杉山晴師は「皐月賞をピークに持っていったので、ダービーでは少なからず反動がありました」と振り返る。デビュー戦からずっと手綱を取る松山騎手も当時は「最後に体が浮いてくる走りになる」と微妙なコメントを残しており、やはり苦しいところがあったのだろう。

休ませたことでそういった部分が解消。躍動する本来のジョバンニの姿を取り戻した。となれば、後は結果を出すだけ。常に上位争いを繰り広げ、G1レースに出走するための十分な賞金を持ちながら、まだ重賞の勝利がない。

まずは神戸新聞杯。重賞のタイトルを手にして、気持ち良く菊花賞に向かいたい。【明神理浩】