超白熱した13、14日のセレクトセールの取材を終え、函館行きの最終電車である19時18分発、特急北斗に乗るために南千歳駅へ。

セール2日目は土砂降りの雨が続きました。

その影響からか新千歳-函館の最終便が欠航。

到着した南千歳駅では、たまたま顔見知りの調教師と遭遇しました。「この雨なら大丈夫と思ったけど、まさか欠航とは…」。大慌ての様子でした。

飛行機と電車では移動時間が2~3時間違いますから、ストレスのかかり方も当然大きいです。

記者は一緒にセレクトセール取材をした東京本紙・K記者から「なるべく遅くまで残っててくれ」と強引に頼まれたおかげで、航空券を買わずに済みました。

“人の不幸は蜜の味”とはよく言ったもんで、欠航と聞いたときはなぜか心の中でガッツポーズ。

最初は移動時間の長さに幻滅しましたが、結局はK先輩に感謝です。

南千歳から特急北斗に揺られて3時間半。23時頃、函館の宿泊先に到着しました。

翌朝は5時半から競馬場で調教取材。激しい強風が吹きつけました。

函館2歳Sに2頭出走させる予定の高橋一師も、昨晩の欠航による影響を受けた1人で「レンタカーを1週間延長してもらいました…」と車で函館まで移動したそうです。

今週末も傘マークがちらほら。

世代最初の重賞に挑戦するクロリス、ダイシンドラゴンの2頭ですが、高橋一師によれば雨は歓迎とのこと。「クロリスはダート血統ですから。ゼルトザーム(23年に重馬場の函館2歳S勝利)の時みたいな馬場だったら面白いと思います。ダイシンドラゴンも少し時計がかかる方がいいと思います。丹内騎手が馬を褒めてくれたので楽しみです」と明かしてくれました。昨日の敵は今日の友? 雨乞いをしてレースを待ちます。

一方で「重たい馬場にならない方がよさそうと、北村友騎手は言ってましたね」と話すのがロンドンガーズを管理する前川師。

阪神で行われた新馬戦ではスピードの違いで楽々逃げ切っただけに、良馬場のスピード勝負を祈ります。

こんな原稿を書いている最中にも、外の天気は雨が降ったり止んだりと不安定。

競馬の予想に入る前に、まずは天気の動向に注視していく必要がありそうです。【深田雄智】