今年の夏コク最終日となる19日日曜に、サマー2000シリーズ第3戦・小倉記念(G3、芝2000メートル)が行われる。最軽量のハンデ50キロで出走するのはノーランサンライズ(牝4、佐藤悠)。管理する佐藤悠太調教師(38)と騎乗する今村聖奈騎手(22=寺島)は、寺島厩舎でともに時間を過ごした“同志”。信頼のコンビで重賞制覇を狙う。
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小倉記念は軽ハンデ馬が侮れない。昨年は当時3勝クラスだったイングランドアイズが最軽量51キロで勝利するなど、実績を問わずチャンスがあるレースだ。今年の最軽量は50キロのノーランサンライズ。騎乗できるジョッキーも限られる中で、白羽の矢が立ったのが今村騎手だ。
同馬を管理する佐藤悠師と今村騎手には深いつながりがある。師は16年9月から調教師試験合格までの7年間、寺島厩舎で調教助手を務めた。寺島厩舎所属の今村騎手にとっては、騎手候補生時代から距離の近かった存在。「学校生の時からいろいろ教えてもらって、すごいお世話になりました」と感謝を口にする。今春、今村騎手がオークスを制した翌週の栗東では、2人で喜びを分かち合うシーンも。苦楽をともにした信頼のパートナーだ。
旧知の仲なのはノーランサンライズも同じ。鞍上とは未勝利時代に2度(25年4、5月)タッグを組んでおり「すごくいい馬になりそうだなと思っていました」と成長に期待していた。11戦ぶりの再タッグになるが、この間にノーランは3勝を挙げ、ジョッキーはG1制覇を果たした。「人間的にもいいモチベーションでこられています」と人馬ともに進化している。
3勝クラスからの格上挑戦でも色気はある。前走バーデンバーデンCは8着だったが、進路が狭くなり力を余した面もあった。指揮官は「前走は参考外。年間を通して調子の波がないし、1回たたいた分、多少気持ちは前向きになっている」と巻き返しを狙う。夏の小倉は最終週。最後に盛り上がりが待っている。
【原田竣矢】

