
- あれがエアフォースワンだ! 滑走路に降りて来る飛行機が一望できるマニア必見のスポットには大勢のオバマニアたちがカメラを片手に待ち構えていました
オバマ大統領がやって来た
今年11月に予定されている米大統領選を控え、民主・共和両党の指名争いが日々熾烈になる中、オバマ大統領がロサンゼルスにやって来ました。ロサンゼルス近郊のパームスプリングスにある保養施設サニーランズで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議への出席を前に、一昨年のアカデミー賞授賞式で司会も務めた人気コメディア、エレン・デジェネレスのトーク番組出演と民主党全国委員会の資金集めのためにLAに立ち寄ったのです。
1泊2日でン百万ドル集めました
LA滞在中は複数の支援者が集う資金集めのパーティーをハシゴしたもようです。世間的には共和党の指名争いで大旋風を巻き起こしている不動産王ドナルド・トランプ氏が、何かと話題を独占している毎日ですが、ここLAではまだまだオバマ人気は高く、参加費がひとり1万ドルと言う夕食会も行われたようです。昨秋にもLAを訪れたオバマ大統領は、滞在時間わずか6時間半で800万ドルを調達したと報じられましたが、今回は1泊2日の滞在で再び数百万ドルを集めたようです。
ここにはオバマニアがたくさん

- オバマ大統領を乗せたエアフォースワン
2008年の大統領選でオバマ大統領が国民の圧倒的な支持を受けて当選した当時、「オバマニア(オバマ+マニア)」と言う俗語も誕生したほどの大フィーバーでしたが、徐々に人気に陰りが出始めて、はや数年経過します。そんな中、2期続いたオバマ大統領のリベラル路線への反動からか保守路線が支持される流れの中で、連日のように超過激な発言を繰り返すトランプ氏の支持が急上昇。このままトランプ氏が大統領に当選してしまったら、この国は大変なことになるのではないか? と、外国人の私でさえ恐ろしく感じる毎日ですが、ニューハンプシャー州で先日行われた予備選挙でトランプ氏が初勝利。本当に、このまま共和党の指名を獲得しそうな勢いです。
LAはリベラル傾向なんです
しかし、もともとリベラルな傾向が強いロサンゼルスでは、やっぱりトランプ氏よりもヒラリー・クリントン前国務長官を推す人が多いのですが、まだまだオバマ大統領だって人気があります。LA訪問日のロサンゼルス空港近くには大統領専用機エアフォースワンに乗ってやって来るオバマ大統領を一目見ようと大勢の人が集まっていました。どこから情報を入手したのか、到着する滑走路まで調べて、望遠レンズ付きのカメラ片手に待ち構えるオバマニアもいて、ちょっとしたお祭り騒ぎになりました。

- 空港近くの公園でエアフォースワンを見学する家族連れ
オバマ大統領が行く先々では、警備のために道路が封鎖されるので道は大渋滞。それに加えて一目見ようと沿道にも沢山の人が集まっていました。「この後はヘリコプターでバーバンクのワーナー・ブラザースのスタジオにテレビの収録に行くんだよ。それからどこどこで資金集めパーティーがあって、夜はウエストウッドのホテルに宿泊するんだ」と、事細かに説明してくれるオバマニアもいます。
トランプさんに困惑顔
子供連れで見学に訪れた黒人家族は、「トランプ氏だけには大統領になって欲しくないね」と困惑顔。そういえば先日、ドイツを訪問中にメルケル首相と個人的に会談したジョージ・クルーニーも、どんなことをしてもトランプ氏が当選することを阻止しなければならないと語ったと伝えられていますし、やはりLAの人々にはトランプ氏は受け入れがたいようです。
大統領予備選は夏まで続き、7月に各党が党大会を開いて候補者を選出。11月8日に大統領選の投票が行われます。任期満了が近いオバマ大統領が、ロサンゼルスに来るのはあと何回あるのでしょうね。と言うことで、私もエアフォースワンを拝んできました。写真をご覧ください。(米ロサンゼルスから千歳香奈子。写真も)
※Air Force One(エアフォースワン) 米大統領が任期中に搭乗した際の米空軍機が使用するコールサインのこと。副大統領が搭乗した場合のコールサインは「エアフォースツー」。

