山上湖並みのヘラブナ釣りが楽しめる兵庫県丹波市の管理釣り場・長谷大池(日刊銀鱗倶楽部加盟店)に7日、釣友の島照彦さん(箕面市)ら4人と釣行した。気温15度と少し肌寒さを感じる中、13尺のサオを出し両ダンゴのチョウチン釣りで挑戦。約7時間で29・6~36・2センチまでの良型を62匹ゲットした。水面にわく魚に翻弄(ほんろう)されたが、ダイナミックなアタリと強い魚の引きを存分に楽しんだ。

 ヘラのハンパない引きを思う存分味わった。午前7時前、2号桟橋中央付近の北向きに釣り仲間4人と入った。同池はいつ訪れても美しい山々が見渡せ、水も透明度が高く、山上湖で釣りをしている気分になれる釣り場だ。オーナーの井尻明さんの話では、12~13尺前後のサオが型も良く、アタリが途切れないとのことで、13尺を選択。エサは両ダンゴ、タナはサオいっぱいのチョウチンとした。

 水温18度で少し東風の吹く中、同7時半過ぎにエサ打ちを開始。数打後、フワフワとしていたウキが突然水中に刺さるように入る。合わせると、グングンと強烈な引き。このアタリと引きがチョウチン釣りの魅力でもある。取り込んだのは34・2センチの良型。体高があり実に美しい魚体だ。

 この1匹を皮切りに、アタリが連発。29~35センチまでの良型が立て続けにヒット。ウキの周囲には魚が群れ、エサが入って行かない。そこでウキのサイズを大きくする。エサを小さくしたりボソ感を出したりとエサのタッチも変える。カラツンと糸ズレまじりだが、数打に1匹は釣れる。

 同10時過ぎ、田内佳彦さん(箕面市)が40・5センチの大助を、すぐ横で釣っていた瀧浪秀明さん(豊中市)も38・3センチをゲット。筆者にも鋭いアタリで35センチ前後が連発。しかも1匹1匹の引きがハンパなく強烈で、両手でサオをためなければならないほどだ。37匹を釣り上げた同11時半過ぎ、仲間4人と桟橋上で昼食。

 正午半過ぎから再開し、同じ仕掛けで、ウキ、エサを少し変更して臨む。開始数打目、ウキが立ちナジミ際にフゥと止まり、そのままカチッ、ズバンと入るアタリ。合わせると今までにない重量感だ。ジワジワと浮かせてくると、33センチ級のダブルヒット。その後もポツポツと釣り込み、計62匹となった午後3時過ぎに納竿とした。わき上がる魚と糸ズレのサワリには苦労したものの、ヘラの強烈な引きを十分に楽しんだ。【日刊FPC・藤井秀和】

 ◆エサ=両ダンゴ 午前中は「GTS」400、「バラケマッハ」「粘麩」各200に水200を加え、耳たぶほどの硬さにして使用。午後からは「粘麩」200に水200を加え、しばらく放置後、「凄麩」400、「バラケマッハ」「GTS」各100を加え、硬めで使用。単位はcc。

 【今後の見通し】梅雨入りし、魚の活性はすこぶる良好。今後も釣れ続くと思われる。釣行前日には、3桁釣りも記録されている。型も今までに訪れた中で、この日が最も良く、良型の数釣りが今後も楽しめそうだ。また、この日は後から訪れた釣友が24~28尺の超長ザオで入れ食いを演じていた。晴天が続けば長ザオが面白いと思われる。オーナー・井尻さんに聞けば狙い目のタナやエサを教えてもらえるので、攻略の参考にしたい。

 【問い合わせ】長谷大池【電話】0795・70・7400。釣り料金は1日1600円。営業は午前5時半~午後4時半、毎水曜日定休。祝日の場合は翌日。

 【交通】舞鶴若狭自動車道の春日ICを出て信号を左折。最初の信号(下野村の交差点)を左折。同自動車道の下をくぐり最初の信号(下野村交差点から約3キロ)を右折すると、右に同池の案内板が見える。電車はJR福知山線の黒井駅からタクシーで約10分。