やっぱり東京湾は面白い。川崎「つり幸」が11日からマコガレイの乗合船を土日曜限定でスタートさせた。その初日に乗り込んだ。めっきり少なくなった江戸前カレイ。さて、釣れたのか?

 金谷の対岸の川崎「つり幸」では11日からマコガレイ釣りがスタートした。昭和時代の亡霊のような魚で、過去を知る釣り人は「そりゃよ、カレイが折り重なっていたんだ。底に潜ってみたわけじゃないけど。ただ、そのぐらい釣れた。仕掛けを落とせば釣れたんだよ」と話す。

 それがここ8年ほどつり幸では乗合船は出していなかった。シロギスなどのゲスト(本命ではない魚)として釣れるようになってきた。11日は6匹、12日は7匹を釣った人がサオ頭だった。現在のポイントは木更津沖。品川昌男船長は「これから横浜沖で40センチ超の大物も期待できる」と話す。

 仕掛けは25号オモリに片天ビン、ハリは2~3本で、品川船長は「ハリは流線ではなくて、セイゴみたいに真っすぐじゃないのがいい」。ちなみにエサのアオイソメは5~6センチに切って、複数を垂らす房掛けが効果的だ。復調のマコガレイ、今年は挑んでみましょうか!

 ▼宿 川崎「つり幸」【電話】044・266・3189。午前6時50分出船の1日便でエサ、氷付き9000円。