ニジマスというと、何が思い浮かびますか? ほとんどの方が「管理釣り場」とか「エリアトラウト」と答えると思います。いえいえ、箱根・芦ノ湖で楽しめちゃうんです。しかも、ビギナーでも釣れる、釣れる、釣れる! ルアーやフライじゃなくても、イクラをエサにして、広~い湖面でボート釣りを楽しめる。釣ったニジマスでコテージキャンプもやっちゃおうか!

 「かんつり」。管理釣り場の略称になります。渓流や湖を模した釣り堀のことだ。限られた場所でトラウト(マス類)を釣ることから「エリアトラウト」とも呼ばれている。対象魚は、おもにニジマスになる。でも、ニジマスは「かんつり」だけのものではないんですよ。首都圏からすぐ近くの芦ノ湖でも腕試しができる。しかも、初心者でも簡単に釣れて、ちょっと時間に余裕があれば現地宿泊して、おいしく食べられちゃう。

 さあ、芦ノ湖へ行こう!

 今回は、海釣り経験が多少あるプロレスラーNORIとネイリストめぐちゃん、そして、まったく釣りが初めてという、めぐちゃんの後輩エリナちゃんの3人に挑戦してもらった。

 釣り宿は湖尻「うえ乃」。特別に芦ノ湖漁協でワカサギやニジマスを育てて、放流の担当、結城陽介さんにガイドしてもらった。結城さんは「ニジマスは養殖魚を放流していますが、水がきれいなので、とてもおいしく食べていただけると自信があります」と胸を張った。