第2回ニッカン釣りちゃんカップがこのほど、横浜市の金沢八景「太田屋」(太田一也船長)でアジを対象に行われた。午前7時過ぎの出船後、大雨とうねりで3時間ほどで早上がりしたが、20人が参加。モデル利水つばさと、演歌歌手出光仁美もゲストでサオを出した。ルアーで狙う「バチコン(バーチカル・コンタクト)」で最多の47匹を釣った阿部順一さん(56)には「つばさちゃん賞」、LT(ライトタックル)で最多タイの15匹を上げた平野和法さん(35)と中村文男さん(57)には「出光仁美さん賞」がそれぞれ贈られた。

ニッカン釣りちゃんカップに参加し手を振るメンバー
ニッカン釣りちゃんカップに参加し手を振るメンバー

悪条件も何のその。ポイントを移動した直後、海底から2~3メートルほど上で20センチ前後のアジの食いが立ち始めた。このサイズの大きな群れに当たったようだ。

右舷ミヨシ(最前方)に陣取った阿部さんは、落としては食うの繰り返しとなった。オモリ20号、ワームの長さは2・5インチ(約6・3センチ)、色はチャート系を選んだ。「潮が茶色っぽかったから、海中でアピールできるカラーを選んだ」(阿部さん)。着底させたら糸フケを取り、張らず緩めずのゼロテンにしながら、時折ラインに少しテンションをかけて誘った。これで釣果を伸ばした。

バチコンでアジを釣り上げる利水つばさ
バチコンでアジを釣り上げる利水つばさ

LT組で左舷トモ(最後方)から2番目の平野さんは、細かなコマセワークを心がけた。「光進丸(千葉・金谷)の岡澤裕治船長直伝です」と言う。昨年8月、同船で開催された釣りちゃんで「底から1~1・5メートルほど上げてコマセを振り出したら、そこからは25センチ刻みでリールを巻いてコマセを出す」と教わった。「細かくコマセの煙幕を作って寄せ、タナ(魚の遊泳層)を直撃して掛けた」と語った。

また、中村さんもコマセを切らさず、掛かったら手返しよくした。もう1つ、「自作のエサの赤タン(イカの細かい切り身を食紅で染めたもの)にマルキユーの粉末材『アミノアルファ』をまぶしました。これが特効薬になったようです」と笑っていた。

エサでアジを釣り上げる出光仁美
エサでアジを釣り上げる出光仁美

昨年5月半ばに開催された釣りちゃんでは30~40センチ級が出た。今回は20センチ級が主力だった。太田船長によると、6月に入って30センチ超級のメガアジ、40センチ超級のギガアジが釣れ始めたという。「昨年に比べて2週間ほど遅いかもしれない。潮温が安定してきたら、夏場にかけて大アジが出てきそう」と期待していた。

協力店
協力店