季節の変わり目の血圧乱高下では、動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中につながることがある。動脈硬化予防では、中性脂肪がカギとなる。脂っぽい料理ではなく、糖質の食べ過ぎを改善するのがコツ。
「ご飯や麺類、パン、ジャガイモなどの根菜類、果物やスイーツなどの量をまず減らしましょう。その分、肉類や魚類、卵、乳製品はしっかり食べる。それだけで中性脂肪は減らすことは可能です」と、栗原クリニック東京・日本橋(東京都中央区)の栗原毅院長。生活習慣病の治療・研究を数多く行い、薬からの脱却指導で成果を上げている。
「食べる順番も<1>食物繊維<2>タンパク質<3>みそ汁など水分<4>最後に炭水化物・糖質を心掛けましょう。お酒も糖質の少ない蒸留酒を選び、おつまみもから揚げなど、糖質の低いものを選ぶのがコツです」
おつまみの定番ともいえるフライドポテトは、糖質が多いので避けて刺し身やナッツ類にする。また、小腹が空いたときの間食も、ナッツやチーズなどを選択。
「抗酸化作用が非常に高い高カカオチョコレート(カカオ含有量70%以上)もお勧めです。1回5グラムを1日5回(25グラム)食べると、豊富なポリフェノールが中性脂肪を抑制し、動脈硬化予防にも寄与します」
抗酸化作用の強い食材としては、緑茶、ブロッコリー、ショウガもよいそうだ。
「断食して無理に中性脂肪を落とそうとしても逆効果です。食材や食べ順を意識して、健康的に中性脂肪を減らしましょう」

