ロコモ対策のひとつが「大股で歩く」こと。埼玉県立大学保健医療福祉学部の山田恵子准教授がアドバイスする。
「大股で歩くために股関節の柔軟性、足首の柔らかさが必要で、効果的な運動としてストレッチがおすすめです」(山田准教授)
机などを利用し片方の脚を伸ばす動き。左右それぞれ5秒を3回で1セット、1日2セットを8週間続けてみよう。
「股関節を5秒間伸展させる、もしくはアキレス腱(けん)を伸ばすことで股関節の柔軟性を高めましょう。ゆっくりした動きがコツで8週間で効果があるといわれています」(山田准教授)。
そのほか、「早く歩く、ゆっくり歩く」を繰り返すインターバル歩行も効果的だそう。
「ただ、休まずに歩ける距離が減ってきたという場合に、心臓や肺が原因で息切れするなら内科を受診していただきたい。また神経を通す骨のトンネルが狭くなる“腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症”でも長く歩けなくなるので気をつけて」(山田准教授)。
推定で580万人、40歳以上になると増えてくる病気のひとつだ。ほかにも動脈硬化で足の血管が詰まる「閉塞(へいそく)性動脈硬化症」にも要注意。
「どちらもよく似た症状ですが、痛みがある、原因がわからないといった場合、一度は整形外科を受診してください」(山田准教授)。

