歌手のさだまさしさんが、公益財団法人「風に立つライオン基金」を設立した。

鎌田も評議員を務めている。さだまさしさんと一緒に水害や地震の被災地へ行き、困難な中どう健康を守るかをぼくが話し、さださんが歌って励ます。

「風に立つライオン・オブ・ザ・イヤー鎌田實賞」というのが2年前にできた。日本国内で命や平和を守るために献身的に活動している個人・団体を表彰している。

【ボランティア活動は健康にいい】

2024年度の鎌田賞は、チームふじさん。能登半島地震発生以来、珠洲市で災害復旧活動を続けている。元旦に地震が発生。翌2日にはミニバンで現地に入った。

代表の藤野龍夫さんは72歳。愛知県にある航空会社のヘリコプター整備士をしていた。東日本大震災をきっかけに、がれきの撤去などのボランティア活動を始めた。重機を扱う免許も取得。シニアの技術者たちが集まってきた。水害にあった家電製品の修復、耕運機の復活、チェーンソー、油圧ジャッキ、ショベルカー、高所作業車などを駆使し、技術系災害ボランティア団体として活躍してきた。

チームスローガンは「できる時に、できる所で、できる事をする」。能登半島では1年間353日活動。延べ3000人の人が参加したという。

定年退職後も、働くかボランティア活動すると、認知症や脳卒中になるリスクが少なくなることがわかっている。誰かの役に立つことは、自分の人生に悔いを残さないためにも、大切な要素のように思う。