血糖値が高いと言われたら。糖尿病治療の専門医、「神楽坂やまもと内科クリニック」の山本剛史院長に、健診等で血糖値が高いと指摘されたときの受け止めについて聞いた。
「糖尿病というのは、やっぱり糖尿病の予備軍の段階で見つかることがよくあるわけですが、ご自身でできることも多いということは知っておきましょう。つまり、糖尿病を発症してしまう前に生活習慣を改善することで糖尿病にならずに済むこともある、あるいは発症を遅らせることもできると考えてほしいです」
早々にあきらめてはもったいない。実際のところはどうなのか。
「高血糖の状態をそのまま何もしないで放置していると、数年のうちに糖尿病になってしまう可能性が高いです。ある研究ではだいたい5年以内に4分の1の人がなってしまうとさえいわれています。すぐにでも生活習慣の改善に取り組みましょう」。
具体的には何を? コツは?
「基本的に筋肉で糖はエネルギーとして利用されます。つまり“筋肉で燃える”というわけです。その場所を増やすことと、増えた筋肉でさらに運動するということが血糖値を下げるためには非常に大切です。具体的には有酸素運動と無酸素運動のふたつを組み合わせることが効果的なのです」。
そもそもふたつの違いについてこう話す。
「有酸素運動は酸素が必要な運動、無酸素運動はその反対の運動のことです」。

