「神楽坂やまもと内科クリニック」の山本剛史院長が続ける。
「有酸素運動と無酸素運動のバランスは半々で。また有酸素運動ではだいたい20分で糖分が燃え出すといわれているので、ウオーキング等の目安も最低20分と患者さんには伝えています」
効果を高めるコツは?
「食後の血糖値が上がるような人には、食後30分~1時間のタイミングがもっとも血糖値の上がる時間帯です。そのときに有酸素運動で体を動かすと食後の血糖値、血糖スパイクがゆるくなる。すなわち食後に歩くことがおススメですね」
血糖値の急上昇はインスリンが過剰に分泌されて急降下を招く。そのため空腹を感じたり集中力が落ちる、眠気が増す等につながる。また食後の高血糖を繰り返すと血管に負担がかかって動脈硬化のリスクにも。
「かつては“消化に悪いから食べたあとすぐ動いてはダメ”なんていわれていましたが、そんなことはありません。むしろ歩くことで血糖値を下げるというメリットのほうが多いわけで問題ありません。食べてすぐでも平気。動きましょう」
血糖値が高いとわかったら即行動を。
「なんとかなる、と思ってもやはり第三者の専門家の意見が入ることで、違う視点が見つかるものです。高血糖だとわかったら1度は専門医に相談してみましょう。血糖値との付き合い方の見直しができると思います」

