滑降はアクセルルント・スビンダル(ノルウェー)が1分40秒25をマークし、同種目で初優勝した。10年バンクーバー冬季五輪のスーパー大回転に続く2大会ぶり2個目の金メダル。

 アルペンの「花形」男子滑降は35歳のスビンダルが制し、スキー大国ノルウェー初の滑降「金」に輝いた。10年バンクーバー五輪のスーパー大回転に続く優勝に「8年前は僕にとって初めての金だった。その後、たくさんのけがもした。どちらもうれしいけど、意味は少し違うね」と目尻を下げた。W杯種目別制覇は4季前が最後。近年は膝の靱帯(じんたい)や半月板の負傷に苦しんだが復活し、アルペンの五輪最年長金メダリストとなった。