国際オリンピック委員会(IOC)で五輪のコスト削減に取り組む五輪運営検討委員会のコーツ委員長は13日、平昌(ピョンチャン)で取材に応じ、札幌市が開催を目指す26年冬季五輪の会場計画で、ボブスレーやスケルトンなどそり競技は「新しく建設する必要はない。必ずしも開催国になくてもいい」と国外開催も容認する方針を明らかにした。

 IOCのデュビ五輪統括部長は昨年11月、「既存施設の活用でコストを削減できるならIOCは(会場として)長野や平昌を受け入れる」と述べている。現計画では、札幌市はサッポロテイネのコースを改修する予定。98年長野五輪の会場だった「スパイラル」が近く休止となるなど、そり会場は世界的に後利用が課題となっている。IOCは五輪招致や開催のコスト削減に向けた118項目の具体策を6日に公表したばかり。コーツ委員長は20年東京五輪にも適用されるとし、1兆3500億円まで抑えた予算を「さらに削減できる」と期待した。