昨年の世界選手権王者、浜田真由(22=ミキハウス)が初戦の1回戦でラーマ・ベンアリ(チュニジア)に9-0の優勢勝ちで破り、準々決勝に進出した。

 浜田は佐賀出身で、ボクシングのジャブのような細かいキックの「カット」を得意技としている。00年シドニー五輪の岡本依子以来となるメダルの期待は高く、浜田自身も「自分の持っている力を出した先にメダルがある」と、王者としての自信を持って今大会に臨んでいる。