東京五輪世代、U-23日本代表で主将を務めるMF中山雄太(23=ズウォレ)が25日、自身のインスタグラムを更新し、648文字の長文で現在の率直な心境をつづった。

東京五輪の延期が正式に決まったことを受け「中止でないことが今この段階で知れたことは選手としては幸いであり、難しい決定を下して頂いた方々、それを可能にさせた皆さんに感謝申し上げます」と記した。

男子サッカーは原則23歳以下で争われ、自身は来年2月に24歳の誕生日を迎えるが「この問題がどうなるかという思いは、もちろん持っています」と五輪に出場できなくなるかもしれないという複雑な思いもつづった。その一方で「『チーム・個人としての準備期間が得られた』とも思っています。下を向きそうなこの状況に、自然と上を向いて生活できている自分はいます」と前向き。最後に「全員が手を取り合い、笑顔溢れる日常へと協力し合いましょう」と結んだ。