競輪歴33年の田中聖二です。18、19年に月刊競輪WEB上で私が出演した動画「競輪名勝負物語」の続編(第3弾)が11月11日にアップされます。今回は平塚競輪場で行われたKEIRINグランプリ(GP)に焦点を絞りました。全7話を10月9日に収録しました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入場制限のある今年のGPを少しでもネットで盛り上げられたらと思います。

競輪名勝負物語の収録前のしたらじゅん子さん(右)と競輪部長の田中聖二(20年10月9日、撮影・小野寺淳)
競輪名勝負物語の収録前のしたらじゅん子さん(右)と競輪部長の田中聖二(20年10月9日、撮影・小野寺淳)

今回も女性競輪リポーター第一人者の、したらじゅん子さんと私が、レースとヒーローインタビューを交えながら振り返っています。当時の日刊スポーツ紙面も懐かしく、動画のアクセントになっています。

したらじゅん子さん(右)の話に耳を傾ける田中聖二(20年10月9日、撮影・小野寺淳)
したらじゅん子さん(右)の話に耳を傾ける田中聖二(20年10月9日、撮影・小野寺淳)

平塚で初めて行われたGPは87年で、私は競輪を全く知らなかったです。それから3カ月後の88年4月に日刊に入社し、5月に競輪に配属されるとは! 競輪のあまりのおもしろさにどっぷりはまりました。人生とは全く分からないものです。

87年滝沢正光、92年吉岡稔真、01年伏見俊昭…。歴代の優勝者はいずれも一時代を築いた名選手です。87、92年のヒーローインタビューを務めていた、したらさんの映像は必見です。

したらじゅん子さんと田中聖二はVサインで撮影終了(20年10月9日、撮影・小野寺淳)
したらじゅん子さんと田中聖二はVサインで撮影終了(20年10月9日、撮影・小野寺淳)

個人的には92年、F1先行吉岡の強烈なまくりが最も印象に残っています。競輪新時代の扉をこじ開けたレースだったと思っています。

名勝負物語は毎週水曜に年代順に更新しますので、「月刊競輪WEB動画」で検索してみてください。