川崎初登場の高橋綜一郎(28=大分)が、上々の滑り出しだ。予選4Rでペースが緩んだ瞬間を見逃さず、打鐘からたたいて先行。番手の小原将通にこそ差されたものの、別線のまくりを完封して2着に入った。「(初の川崎バンクは)走りにくいことはなかったですね。直線が長い? いや、別府に比べれば大したことはないです」と、見なし直線59・9メートルの地元バンクを走り慣れている身には、川崎の58・0メートルは全く苦にならなかったようだ。

普段は師匠の高橋義秋や同県のエース阿部将大らに、ロード中心の練習でもまれている。デビュー以来着実に力をつけ、いよいよS級点を狙える位置まで上ってきた。「明日(準決)もしっかり走りたい」。5月別府(2着)以来4場所ぶりの決勝進出に照準を合わせた。