チャレンジ戦の主役は、地元東京のホープ吉川敬介(23=東京)が務める。前検作業を全て落ち着き払ってこなし、その所作の全てがベテランのよう。「ラインで決まることを心掛けて。先行とかまくりとか、こだわらずに」。淡々とした口調で思いを明かし、かえって大物ぶりが伝わってきた。

養成所ではゴールデンキャップをつかみ、在所33勝で4位(総勢67人)と好素質ぶりを見せた。本格デビュー初戦の7月取手でいきなり完全V。今節は初の地元戦、そして特昇へ道筋を作る戦いになる。「京王閣は走りやすいイメージ」頼もしい言葉も飛び出し、チャレンジ予選4Rでの圧勝劇を予感させた。