利川寛太(27=山口)は攻めの姿勢を忘れない。前期はチャレンジ戦で74点台にとどまったが、今期は初の1、2班戦で81点超えと健闘している。

「素直に、壁にぶつかっています」と今期の予選突破ゼロの現状に苦笑いするが、敗者戦に回ればパワフルな先行勝負で確定板入りを量産中。「初日は強い人と当たって厳しい。でもそこで負けても落ち込みません。自力の軸を持ったまま2日目、3日目こそしっかりと走らなければいけないと思っています」。

今節初日も予選ラストの8Rで、対戦相手は強力。それでも「今回から新フレームを使うし、頑張ります」とやる気は満々だ。「自分のレースをして、あとは練習で力を付けて」。たとえ歩みは遅くとも、1歩ずつ着実に。長期目線で利川が成長をもくろむ。