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ハイレベルの4日間決戦
G1第28回寬仁親王牌は前橋競輪場で、11日から4日間の日程で開催される。ナショナルチームは不在ながら、東西の精鋭がそろって激戦は必至。調子が上がってきた平原康多(37=埼玉)が中心になるが、復調気配の浅井康太(35=三重)、革命戦士・清水裕友(24=山口)、今年G1・2勝の中川誠一郎(40=熊本)、好調郡司浩平(29=神奈川)、渡辺一成(36=福島)、昨年の最優秀選手・三谷竜生(32=奈良)らV候補は10指に余る。
平原が中心も復調の浅井ら好メンバーが出そろう
平原が中心だ。今年前半はなかなか優勝できなかったが、6月の久留米G3を制したあたりから上昇カーブを描き、別府サマーナイト決勝7着、名古屋オールスター同5着、松阪共同通信社杯同3着と結果が出てきている。昨年は理事長杯を制した勢いで決勝3着と存在感を示した。今年も関東の仲間と力を合わせ、理事長杯からシリーズを引っ張るはずだ。
浅井も今年は落車、失格が多く波に乗れなかったが、直前の岐阜G3で決勝進出(7着)とようやく復調気配。9年連続のGP出場を果たすためにも、ここは優勝しか狙っていない。同じことは昨年のMVP三谷にもいえ、不振を脱してそろそろ実力を見せたいところだろう。
清水は今年も松戸日本選手権で準優勝、6月高松宮記念杯決勝4着など、2年連続GP出走の可能性が大きい。昨年はこの大会で決勝進出(6着)し、逆転GPにつなげただけに有力なV候補だ。高松宮記念杯の落車から立ち直り、共同通信社杯を制した郡司、競輪に専念してから好調の渡辺一、今年G1・2勝の中川、GPをほぼ確定させている佐藤慎、いぶし銀の村上義弘&博幸兄弟、若手実力者の松浦悠士、古性優作、新山響平、渡辺雄太、太田竜馬、山崎賢人、南潤ら、どこからでも狙える好メンバーの激突だ。
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