初日に取り上げた山崎歩夢が逃げ切った。初連係だった番手の渡部幸訓は、山崎の踏み直しがどれほどなのか分かっていなかった節がある。次の連係で逃げ切ったら本物だ。
今日はオリオン賞。今年から2つになり、価値が薄れたような気はするものの、有利な勝ち上がりは選手にとって魅力だ。その中で11Rの松井宏佑を取り上げる。
昨年の地元平塚オールスター、1予から決勝に勝ち上がり、優勝も狙える位置にいた。しかし、近況は存在感が薄くなっている。原因はまくりが主体であっても、カマす位置が決まっているからだ。F1や調子がいい時ならそれでも決まるが、そうでないと苦しい。
一年中いい時などあり得ない。ヨコの動きも意欲的に取り組んでいるものの、仕掛けどころを改善できれば相手はさらに警戒する。何事もワンパターンは思考停止なので注意が必要だ。
このレースは、内枠に岩本俊介がいて位置取り有利に進められる。藤井侑吾や伊藤颯馬の先行争いを誘ってまくるレースができそうだ。
ただ、それは吉田拓矢も狙っている。彼もワンパターンのレースから脱することでダービー王に輝いた。松井もまだまだチャンスがある。(日刊スポーツ評論家)























