鹿内翔(32=青森)の差し足が切れている。

 予選10R、佐藤和也のカマシに乗って、番手から快勝した。1月から冬季移動で競輪学校へ。新山響平らと汗を流す。「強度がとにかく高い。追走するだけで足が付く」。

 練習内容には自信満々だ。昨年3月にS級初優勝も経験したが、「あれはポッと出の感じ(笑い)。今度は力でS級1班の点数を取りたい」。

 貪欲な姿勢は、2日目の準決9Rでも不気味に映る。