31期の鐘ケ江将平(30=飯塚)が21回目の挑戦でSG初優出を決めた。雨巧者が湿走路で躍動した。新品ヘッドに交換した準決11Rは、スタート一撃を決めて8周回を鮮やかに逃げ切った。

「心の底からうれしい。1人で走っても滑るので走路的に先行有利だった。10周戦は心配も楽しみがある。優勝を考えずに10周回を体感したい」。29番目で辛くも準決切符を手にした運を味方に付けた。