12Rで優勝戦が行われ、大山千広（23＝福岡）が今年初、通算10度目の優勝を果たした。1Mで差した落合直子が2着。3着争いは、小野生奈が佐々木裕美の猛追を振り切った。

急な気象の変化に対応した。9R発売中からホーム追い風が吹きはじめ、12Rでは追い風7メートルの難しいコンディションに変貌した。

それでも、大山は今節9度目のトップスタートを決めた。「ちょっと早いと思ったけど、行きました。ペラ調整はずれていたけど、逆に追い風が良かったかなと思いました。ぎりぎりでした」。フライング持ちでも堂々と立ち回り、昨年優秀女子選手のタイトルに恥じない走りを見せた。

「今年は地力をつけて強くなって、優勝とか結果が付いてきたらいい」。次節は今年初のG1戦、からつ九州地区選（2月13～18日）を予定している。