丸山智史(33=山陽)が節目の200勝でG1初優勝を飾った。先行する同期の渡辺篤を5周1角で差し切った。2着は渡辺、3着は中村雅人。人気の青山周平は5着に終わった。

地元走路で念願のタイトルを獲得した。「まだ実感がわきません。100勝目も一般戦の優勝でした」と信じられない様子。「スタートは8番(青山周平)に行かれると思っていました。ナベさん(渡辺篤)が滑らせていたし、後ろの音も聞こえなかったのでチャンスを待ちました」。冷静な立ち回りが光った。

ファンに感謝の気持ちを忘れなかった。「先頭に立ってからは、呼吸を忘れるぐらい力んでしまいました。ゴールの瞬間は信じられませんでしたね。地元ファンがパワーをくれました」。次節は25日から川口SGオールスターが控える。「甘くはないけど、投票してくれたファンの方に貢献できるレースを心がけます」。イケメンレーサーの快進撃は続く。