プレミアムG1クイーンズクライマックス開幕直前コラムの第2回は、大山千広(25=福岡)をピックアップする。去年と同様でフライングに苦しんだ1年だったが、それでも3年連続の出場を決めた。走り慣れた地元福岡で、初の冬の女王戴冠を目指す。

<注目選手(下)>

今年の大山は年間で3本のフライング。3年連続のクイーンズクライマックス出場が危ぶまれたが、11月多摩川のレディースチャレンジカップで優出。優勝戦は4着も、鎌倉涼に先着し12位で出場切符を手にした。

「びっくり。あまり勝負駆けとか成功したことがなかったので。まだまだ本当にへたくそなので、伸びしろがいっぱいあるなと思っています。まだ先があるなと思うと楽しみ。自分の可能性に期待しています」。苦しみながらも、ぎりぎり12人に残る。若い大山にとっては全てが貴重な経験となる。

舞台はデビュー地の福岡。うねりなど癖のある水面だが、走り慣れているアドバンテージは大きい。「福岡は本当にめちゃめちゃ好き。(フライングを)1本持っていますが、スタート以外で勝負したい」。トライアル1回戦12Rは6枠でも、大外不利を克服して勢いに乗りたい。【古村亮】

◆大山千広(おおやま・ちひろ)1996年(平8)2月5日、福岡県生まれ。116期生として15年5月福岡でデビュー。19年蒲郡レディースチャンピオンでG1初優勝を達成。同期に新田有理、西岡育未、勝浦真帆、入海馨ら。161センチ、47キロ。血液型O。