12R優勝戦は、1枠の佐々木完太(25=山口)が逃げて、デビュー5年目で初優勝を飾った。「いつもと変わらないようにと心がけていましたが、一番緊張しました」と話すように、スタートはコンマ18と遅れた。3枠の師匠である吉村正明が、コンマ09のスタートから1Mはまくり差して肉薄する。「簡単には優勝させてくれないなと思いました。1Mはやられたと思った」。それでもバックは差されるどころか、吉村を突き放して押し切った。新エンジンの4号機が初優勝を後押しした。「前検からパワーがすごくて、このエンジンはすごくいいと思います。優勝戦も仕上がりは良かった」と相棒に感謝した。「スタートが遅かったりして不安定なので、安定して勝てる選手になりたい」。2期連続で守ってきたA1級キープは厳しい状況だが、初優勝をきっかけに、さらなる活躍に注目だ。