びわこって、こんなに水面、良かったっけ!? 先日、びわこボートでプレミアムG1・BBCトーナメントが行われた。4日間、鏡のような静水面が続き、名物のうねりはどこへやら…。風が弱かったことも、水面が良かった理由のひとつだが、ボート場でも独自のうねり対策を始めていた。

びわこでは、昨年12月8日から、対岸の水面下に鉄板を設置した。2M後方の横断幕の下に、今までなかった白と黒の浮舟があったことに、気づいた人はいただろうか? 琵琶湖と競走水面は、水面下でつながっており、浮舟の下に鉄板を設置することで、水流を止め、うねりの発生を防止する狙いがあった。

滋賀県総務部事業課長の天川隆男さんは「一番の目的は選手の安全性の確保です。うねりが軽減されれば、事故も減ります。まだ試行段階ですが、一定の効果はあると感じています。以前に1Mのターンマークを移設した(20年10月)理由もコース幅を広くすれば、事故防止につながると考えたからです」と説明した。

現在、鉄板が設置されているのは、2M後方の1カ所だけ。今後は鉄板の数を増やすか、別の方法を採用するかで、さらなる「うねり対策」を進める予定だ。また、荒天の際に付ける安定板のサイズを大きくする構想もあり、選手の安全性確保に全力をそそでいる。ボート界では、昨年からレース中の悲しい事故が相次いでおり、今後は選手だけでなく、施行者も安全性確保の意識がより高くなっていきそうだ。