デビュー11年目で初めてガルコレに出場する野口諭実可(30=大分)は、「トップレーサーの中に凡人が入ってしまった」と気負いがない。

いつでも50点前後のマーク選手だったが、この1年でオールラウンダーに変身した。自力から徐々に追い込みに変わるのが通例。非常に珍しいタイプだ。

3年前から始めた肉体改造と筋力強化が、徐々に実を結ぶ。「ウエートトレでパワーアップして、ヒルクライムでダッシュ力を徹底的に鍛えました。食事の量も増やし、40キロしか上がらなかったスクワットは、100キロを上げられるようになったんです」。今大会への出場は、ラッキーなんかではない。

もともと、レースを見る目には定評があった。「元がマーク屋だったので、いい位置が取れれば、付いていくのは得意。素質はないけど、鼻はいい。何とか確定板(3着以内)に入って、とんでもない配当を出したい」と意気込んだ。