昨年8月にS級に特昇したばかりの西田優大(27=広島)が、2角手前からのまくりで記念初の決勝を初Vで飾った。2着は、逃げた犬伏湧也を追った島川将貴。3着に4番手から伸びた佐藤慎太郎が入った。

「信じられないです。本当にびっくり。でも不作と言われた123期の名誉挽回となって良かった」。

レースは菅田壱道-佐藤が前を固め、犬伏以下徳島勢5人がこの後ろに続き、単騎の西田と杉森輝大が8、9番手。「菅田さんが前を固め、徳島勢の内で粘ると思った。そうなったら後方から仕掛けようと思っていた」。

想定通りの展開となった。犬伏が鐘前に押さえにいった時に3番手の小川真太郎が離れ、北日本勢が3、4番手に入る形となった。そして2角手前、西田が満を持して踏み出した。「出た時はどうかと思ったが4番手ぐらいまできた時に越せると思った」。

スピード出世に成功したヒーローは、8月函館のオールスターで初のG1に挑む。【榎並義朗】