優勝戦は黒川京介(26=川口)がスタート後、抜群に伸びて主導権を握って押し切り、大会連覇。G1は3度目、通算では27度目の優勝を飾った。2着は平田雅崇、3着には丸山智史が入った。

黒川が強烈なスピードを見せつけて圧勝した。実はスタートタイミングこそコンマ12で優勝戦8選手の中でも一番スタートタイミングだけは一番遅かった。「スタートは出だしで周りの方が早いと思ったのですが、すごく伸びてくれていいスタート切れた」と黒川が言うように、何よりもスタート後の伸びが半端なかった。オープン戦5枠から一気に主導権を握ると、そこからは独走。逃げ展開でみるみる後続を引き離し、セーフティーリードを8周回保ったまま、キューポラ杯連覇を決めた。

詰めかけた地元、川口オートのファンからは大きな歓声。ウイニングランではさらに大歓声で迎えられた黒川。表彰式でのインタビューでも「G1連覇なんてできると思ってなかった。本当にうれしいです。エンジンも競走車のいい状態。100点です。跳ねもなかった」と競走車には満点の評価を与えた。

「結構、夏場で暑い走路だったので、滑りとの勝負で必死だった。8周回はすごく長かった」と振り返る。

今節は開催告知のポスタービジュアルに選ばれて「川口黄金時代へ」のコピーも添えられていたが、まさにそのコピー通りに走りを披露。「ポスターモデルになるとだいたい駄目なのを払拭できたことも良かったです」。

今後について問われると「もっと結果を出して、もっと(オートレースを)盛り上げられるように、1走1走頑張ります」とあいさつし、大きな拍手を浴びていた。これが今年11度目のV。勢いがとどまるところをしらない、黒川は8月SGオートレースGPでもさらなる活躍を見せてくれそうだ。