地元の気合がゴール寸前の逆転劇を呼び込んだ。京王閣をホームにする鈴木竜士(31=東京)が鮮やかにV差しを決めた。
2月小松島(3日制ミッドナイト)以来2度目のG3制覇は、20年5月に茨城から移籍して初の当地優勝。「地元パワーです。今までで一番うれしい」と喜びをかみしめた。
玉野G2サマーナイトフェスティバルの落車で左半身を痛めており、調整不足のハンディをラインの力で吹き飛ばした。
「グランプリに出る2人が頑張ってくれた。自分は離れないようにしただけ」。真杉匠と吉田拓矢に感謝したが、すぐに次の課題が思い浮かぶ。「今の競輪は先行力がないと勝てない。2人の前で引っ張れるようになりたい」。
再び輝こうと懸命な17年G2ヤンググランプリ覇者が、吉田と真杉が率いる関東勢の層をさらに厚くする。【野島成浩】





















