競走得点3位で臨む元砂七夕美(30=奈良)が連戦、転戦をものともせずに元気いっぱいだ。

名古屋モーニングから川崎ナイター、そして今節へ、いずれも中3日、中4日の過密ローテーションで迎えた。ところが、調整不足を心配する声をよそに、予1・5Rはラスト半周で2番手をキープすると、最後にまくり追い込みを繰り出した。強襲した小林莉子に白星を奪われて2着も、その表情は晴れ晴れ。

「疲れはあるが、思ったよりも戦える感じ。それに今日は力を出し切っての結果ですから、納得できる。以前は構えてしまって2着か3着止まりばかり。今日みたいな走りをしていれば、勝ちにつながると。6月に地元奈良で優勝してから気持ちが変わったんです」。

家では5歳の娘が元砂の帰りを待つ。直前は育児にほとんど時間を費やした。「娘が、私の室内練習する器械にまたがってペダルをこぐんですよ。私の練習を見よう見まねで。すごいんです」。わが子の成長に驚きながらも英気を養った。そして「娘に、子ども用のローラー練習台を買ってあげようかな。あっ、お金が必要だ。頑張ります」と気合を入れ直した。母は強し。予2・6Rも存在感を見せていく。