不屈の男・北村貴幸(55=群馬)が、約2カ月ぶりにバンクに帰ってきた。
2年前に大腸がんが発覚し、大病と向き合いながら戦ってきた。がんは肝臓にも転移しており、4月に3度目の手術を受けた。それでも、6月にはレースに復帰した。決勝にこそ進めていないが、7場所走って4度の準決進出と、十分に健闘している。その間に息子の翔太(129期)も本格デビューを果たした。まだ優勝こそないが、近況は4場所連続で決勝に乗っており、着実に成長している。
北村は言う。「(がんと)しっかり向き合いながら、付き合っていくしかないんですよ」。
9月には肝臓がんの進行を抑えるため、抗がん剤の治療に入った。「投与するのに3日間はかかる。そこから1週間は気持ちが悪い状態が続くのでね…」。その後に2カ月休んで、今節の復帰を果たした。治療との兼ね合いもあり、練習も制限されている状態が続くが「まだまだ(現役を)続けたいですね」。
予選2Rは本線になりそうな北日本ラインの3番手に付く。しっかり追走して、確定板を目指す。





















