W杯ロシア大会アジア最終予選、敵地オーストラリア戦(11日)に臨む日本代表FW原口元気(25=ヘルタ)が、元同僚との対決を心待ちにした。

 相手のDFスピラノビッチ(28=杭州緑城)は10年途中から12年まで浦和でチームメートだった。当時、練習のミニゲームなどで何度も対戦する機会があり「ポテンシャルは高いと思っていた。最近のプレーは見てないけど、あいつも成長していると思う」と話した。

 言葉通り、オーストラリアで定位置をつかみつつある188センチに対し、原口も左FWで先発予定だ。先月6日のタイ戦、今月6日のイラク戦に続く3戦連発も期待される中、国を背負ってのスピラノビッチとの再戦へ「久しぶりだし、楽しみ。勝ち点3を求めたいし、いつもと同じ気持ちで臨む」と冷静に言った。