開催国のドイツ(FIFAランキング16位)はスイス(同19位)と1-1で引き分け、2勝1分けの勝ち点7としてA組を首位で通過した。スイスは同5で2位での決勝トーナメント進出となった。

2連勝で既に1次リーグ突破を決めていたドイツは、ナーゲルスマン監督が「試合に勝って自信を深めることが大事」と話していた通り、3試合連続で同じメンバーでスタートした。

序盤から攻勢を強め、前半17分にMFアンドリッヒ(レーバークーゼン)が右足ミドルでゴールネットを揺らした。だが、VARが介入し、その前のプレーでMFムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)にファウルがあったとしてゴールは認められなかった。

先制したのはスイス。前半28分、高い位置からのプレスでボールを奪うと、最後はMFフロイラーの左からのクロスをFWエンドイェが右足ダイレクトで押し込んだ。23歳のFWはこれが国際Aマッチ初ゴール。セリエAのボローニャでプレーする2人の連係で先手を奪い、この時点でスイスが勝ち点7で首位に浮上し、ドイツが同6の2位に順位を下げた。

スイスはDFアカンジ(マンチェスター・シティー)を中心とした5バックで守備を固めながらも、強気に最終ラインを押し上げ、前線からコンパクトな陣形を維持。前半31分にも速攻からFWエンドイェが抜け出して左足でシュートを放つなど、16強入りした2022年FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で採用した布陣が機能性の高さを示した。

ドイツは前半38分にDFター(レーバークーゼン)が危険なプレーでイエローカードを受け、決勝トーナメント1回戦で出場停止。後半30分過ぎまでに5人の交代枠を使って反撃し、アディショナルタイムに途中出場のDFラウム(ライプチヒ)の左からのクロスを、同じく途中出場のFWフュルクルク(ドルトムント)が頭で合わせて同点。開催国が意地を見せた。

決勝トーナメント1回戦で首位通過のドイツはC組2位、2位通過となったスイスはB組2位と対戦する。

【ユーロ】2024 1次リーグ日程・結果>>