イタリア(FIFAランキング10位)はクロアチア(同9位)と1-1で引き分け、勝ち点4で決勝トーナメント進出を決めた。クロアチアは同2で3位。

試合は前半から両チームのGKが好セーブを見せた。イタリアはドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)が前半5分にFWスシッチ(ザルツブルク)のコースを突いた強烈な左足ミドルシュートを防ぐと、クロアチアはリバコビッチ(フェネルバフチェ)が同27分にDFバストーニ(インテル・ミラノ)のヘディングシュートを鋭い反応ではじき出した。

引き分けでも2位通過が決まるイタリアだったが、スパレッティ監督が「引き分け狙いの戦いはしない」と話していたように、後半開始から動く。MFペッレグリーニ(ローマ)に代えてMFフラッテージ(インテル・ミラノ)を投入。勝ち点3が求められるクロアチアのダリッチ監督の動きも早く、FWパシャリッチ(リエカ)を下げて190センチの長身FWブディミル(オサスナ)を送り出した。

後半9分、FWクラマリッチ(ホッフェンハイム)のペナルティーエリア内からのシュートが途中出場したフラッテージの手に当たってPK。これをMFモドリッチが右下隅に蹴るが、好調のGKドンナルンマが横っ跳びで防いだ。

38歳の主将はそこで気落ちすることなく、その直後のチャンスを仕留める。同10分、途中出場したブディミルのシュートは再びドンナルンマに防がれたが、そのこぼれ球に誰よりも早く反応したモドリッチが左足でゴール上に蹴り込んだ。38歳289日での得点は大会史上最年長ゴール記録。2008年大会でオーストリアのFWヴァスティッチがマークした38歳257日を塗り替えた。

だが、試合終了直前にイタリアが追い付く。後半アディショナルタイム8分。攻め上がったDFカラフィオーリ(ボローニャ)のパスに走り込んだFWザッカーニ(ラツィオ)が右足で蹴り込んだ。

この劇的なゴールを追い付いたイタリアは29日の決勝トーナメント1回戦でA組2位のスイスと対戦する。

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