レアル・ソシエダードのセルヒオ・フランシスコ監督(46)がセルタ戦後、久保建英(24)の左足首の状態について、「最後の練習で痛みを感じているしぐさを見せていた」と招集外になった理由を説明した。
久保が負傷欠場したRソシエダードは19日にアウェーで行われたスペインリーグ第9節でセルタと対戦した。暫定ながら最下位に沈む状況下、前半20分にパブロ・ドゥランに先制点を奪われる苦しい展開になるも、前半終了間際にセルタDFスターフェルトがイエローカード2枚で退場した。これにより数的有利となって主導権を握り、後半44分にカルロス・ソレールのヘディングシュートで同点に追いついた。そのまま1-1で終了して勝ち点1を獲得し、リーグ戦9試合1勝3分け5敗の勝ち点6という成績で18位と降格圏から脱出できなかった。
試合後、セルヒオ・フランシスコ監督が記者会見に出席したもようをスペイン各紙が伝えている。今季初めて招集メンバーから外れた久保については、「日本から戻った時、足首の状態はかなり良くなっていると思っていた。しかし、(セルタ戦に向けた)最後の練習で痛みを感じているしぐさを見せていたため、自宅に残る方がいいと判断したんだ。今週の様子を見て、間近に控えているセビリア戦の招集メンバーについて考える。間に合うと確信しているが、様子を見るつもりだ」と言及した。
セルタ戦については、「前半は拮抗(きっこう)した展開となった。両チームとも相手の時間を奪うことを目指し、我々は最初の攻撃を許さず、恐れずに前へ出続けた。自分たちが唯一ミスを犯したのは、ボルハ・イグレシアスの攻撃で少し遅れてしまい、スペースを突かれ、セルタにゴールを決められた場面だ。我々はそれまでは2つの決定機を作っていたが、相手はチャンスをものにした。そしてハーフタイム直前のあのプレーで、後半は1人多い状態で2ゴールを追うことになった」と振り返った。
続けて、「もっとうまくできたと思う。サイドのスペースを見つけ、ペナルティーエリアに侵入し、より多くのチャンスを作るのに苦労したが、もっとゴールを決めるだけのチャンスは十分に作っていたと思う。VARによって最終的にその前のゴールが取り消されたことは残念だ。そうでなければおそらく、時間的にもっと余裕を持って最後の30分間に臨めていたはずだ。ソレールがゴールを決め、我々は必要な勝利を得るために最後まで相手を苦しめたが、勝ち点1で終わったので、ほろ苦い気持ちで帰ることになった」と勝ち点3を獲得できなかったことを悔しがった。(高橋智行通信員)

