韓国警察は6日、大韓サッカー協会を業務妨害の疑いなどで家宅捜索した。
サッカー協会を巡っては、ワールドカップ(W杯)北中米大会1次リーグ敗退により、代表チームの洪明甫前監督の選考過程が不透明との批判が再燃。市民団体などが協会の鄭夢奎前会長らが不当に介入した疑いがあるとして、鄭氏や洪氏らを告発していた。韓国メディアが報じた。
警察は押収した資料を分析し、選考過程に違法行為があったかどうかなどを調べる方針。洪氏は7月30日に行われた国会の聴聞会で、特別扱いなどを否定していた。
報道によると、洪氏が監督に就任した2024年当時から鄭氏や洪氏らに対する告発が出ていたが、警察は違法性の有無について結論を出せないままだった。W杯敗退後に国民の注目が集まったことを受け、捜査を加速させた形となっている。4日には洪氏の事情聴取も行ったという。
洪氏の監督就任当初から批判が続出。鄭氏は今年7月6日に辞任するまで会長を約13年間務めており、「協会の私物化疑惑」が指摘されていた中、鄭氏と洪氏が同じ大学出身のため「学閥による優遇」との見方も出ていた。
W杯敗退によって協会への国民の不信感が一気に高まり、李在明大統領までもが激しく非難する事態となった。(共同)

